皆さん、お元気ですか。今週のテーマは新年の始まりです。
日本と変わり、北欧では花火はほとんど大晦日だけに見られるものです。一般の個人の使用もかなり制限されています。例えばタバコと同じく、18歳未満には販売禁止とされています。デンマークでは12月1日から1月5日の期限だけに公に販売されています。オスロ中心部では全面的に使用禁止とされいます。他にもロケットタイプの単発の花火は2009年から廃止され、より安全な打ち上げタイプが消費者へ勧められています。このような様々な規制は当然安全を考えて作られたものであり、やはり北欧の人たちが花火を大いに好んでいるせいでもあります。2012年のノルウェーの花火の売り上げは史上最高のものになると経済メディアのE24より予測されています。
フィンランドでは占いをめぐった伝統が大晦日にあります。上の馬蹄は鉛と錫の合金で出来てあります。これを鍋の中で溶かして、水いっぱいのバケツに入れます。固まった形によって、その人の未来が占えるというのです。例えば固まった形が船を描いていれば、次の年に旅行をするだろうとの意味だそうです。面白いですね!
日本でもそうですが、年末年始はやはり旅行へ出かけるシーズンです。この時期、ノルウェー人はよく山小屋へ行きます。クリスマスのストレスを解消するために、静寂で優雅な冬の自然の中で心身ともに休ませます。日照時間が短いので、朝はゆっくりと過ごし、キャビンへ戻るのも早めにします。外は当然のスキーで出かけるか、単なる雪遊びをして楽しみます。
それでは今回はこれまでです。来週のテーマは笑顔です。
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