読者の皆さん、お元気ですか。今週のテーマは動物です。
最初のご挨拶はストックホルムーヘルシンキを繋ぐシリアラインで羽を休ませているカモメさんです。皆さんもご存知かと思いますが、フィンランド旅行といえばやはりかもめ食堂が頭に浮かびます。もう映画が上映され人気になってから随分経ちますが、未だに日本から映画の舞台となったレストランを訪ねに観光客がいらっしゃいます。地元の方の間でも変わらず人気があります。レストランの本当の名前はカハビラ スオミといい、カフェ フィンランドという意味です。
写真のトナカイはサーミ民族の首都、カラショックのある少女が飼っているものです。サーミの伝統では毛皮が白いトナカイは魔法を持っているとされています。上のように真っ白いトナカイは珍しいもので、全体の1%以下にしかみれません。実は環境を保護するため、トナカイ群れの大きさはきつく制限されています。数年前の秋に上のトナカイも刈られる予定でしたが、飼い主の少女は泣きながら母親にねだってトナカイを救ってあげました。性格は頑固でちょっと間抜けですが、サーミの少女にとっては最愛の友達と宝物です。
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最後にオスロオフィスの外の風景です。ビルの真横に小さな川が二つ流れているのですが、ちょうど交わる小さな岬は付近の鳩やカモの溜り場になっています。カモは真冬なのにも変わらず、平気で水の上を泳ぎます。北欧の冬はまだまだ続きます。
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