ノルウェー最大のフィヨルド、ソグネ・フィヨルドの近くに位置している木製の教会ホルグン・スターヴ教会をご紹介いたします。
この教会は建物の構造に特徴があり、教会の名前にもなっているスターヴという釘やネジを用いず、厚い板を土台と天井の梁の間に垂直にはめ込む方法で形成されています。
このような構造の教会は欧州の他の地域にも数多く作られましたが、今ではごくわずかしか現存しておらずこのボルグン・スターヴ教会はもっとも保存状態が良いと言われています。
また、教会の装飾にはヴァイキング船にあったものと同じ魔よけとして使われた立派な龍頭が使われています。
この教会は1180年に建てられ、司教自らによって奉納されました。言い伝えによると司教はまず建物の周りを3周回り、閉じられた協会の扉を3回杖でノックしてから入り、イエスキリストの名の下にミサを奉納したと言われています。
また、ホルグン・スターヴ教会はVindhellavegenとSverrestienの間にあり美しいハイキングコースとしても有名な場所に位置しています。
是非一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
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